タマホームの保証延長費用の実態|20年点検で何にいくらかかるのか徹底解説

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「20年後に後悔しないために。保証の仕組みまで比較して選ぶならタマホーム。」

タマホームの魅力は、建築時の価格だけでなく、住み始めた後の安心まで見据えた保証制度にあります。
主力商品である大安心の家は、長期優良住宅の認定を取得することで初期保証20年、さらに条件を満たせば最長60年まで保証延長が可能です。

大手ハウスメーカーと比較してもコストパフォーマンスに優れながら、長期的な住まいの維持管理をサポートする仕組みを備えているため、将来の不安を減らしながら安心して暮らせる住まいを実現できます。

とはいえ、

  • タマホームの60年保証は本当に60年間ずっと無料で保証されるの?
  • 20年点検では実際にいくらくらいの費用が必要になるの?
  • 保証を維持しながらメンテナンス費用を安くする方法はあるの?

この記事では、筆者が実際に2023年にタマホームで2階建てを建てた経験と、2025〜2026年の最新情報をもとに、タマホームの坪単価・価格構造・商品ラインナップ・競合他社との違いを徹底解説します。

具体的には、

順番に紹介していきます。

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目次

タマホームの「最長60年保証」とは何か?仕組みを正しく理解する

What is Tama Home's "up to 60-year warranty"? Understanding the system correctly.

「最長60年保証」という言葉を聞くと、60年間ずっと無償で保証が続くようなイメージを持つ方も少なくありません。
しかし実際には、一定の条件を満たしながら延長していく仕組みであり、内容を正しく理解しておくことが重要です。

まずは保証制度の全体像や対象商品、延長条件などを整理しながら、タマホームの保証制度の本質を詳しく見ていきましょう。

60年保証は「自動延長」ではなく「条件付き延長」である

The 60-year warranty is a "conditional extension," not an "automatic extension."

タマホームの保証制度は、主力商品「大安心の家」の場合、引き渡し後20年間の初期保証を起点とし、その後は一定の条件を満たすことで10年ごとに延長を繰り返す仕組みです。

つまり「60年保証」というのは最長で到達できる上限であり、条件を満たさなければ保証は20年で終了します。

この仕組みを「自動的に60年間守られる保証」と誤解しているオーナーは非常に多く、節目の点検でいきなり高額な有償工事を提案されてパニックになるケースが後を絶ちません。

保証の実態を正確に把握しておくことが、賢い住宅管理の第一歩です。

タマホーム公式サイトには次のように明記されています。

「お引渡し後の20年間、住まいに安心の保証と保険をお付けしています。初期保証(20年)を超える保証については、弊社実施の定期的な点検および必要に応じた有償メンテナンス工事を条件として、10年毎の保証延長を継続することができます。」

この一文が、保証制度の本質をすべて表しています。

「60年保証=安心」ではなく、「20年を超えたら都度、有償工事が条件になる仕組み」として理解することが大切です。

大安心の家の保証スケジュール|時系列で整理する

大安心の家(長期優良住宅)の保証スケジュールを時系列で整理すると、以下の通りです。

時期実施内容費用
引き渡し〜20年目初期保証(構造躯体・防水・シロアリ)無償
10年目定期点検+必要に応じた無償補修工事無償
20年目定期点検+有償補修工事で保証を10年延長有償
30年目同上(繰り返し)有償
40・50・60年目同上(繰り返し)有償

10年目の点検は無償補修が基本であり、最初の有償保証延長工事が発生するのは築20年目からです。

「10年目に高額な有償工事が必要」というイメージを持っている方もいますが、それは正確ではありません。

ただし、10年目の点検でシロアリ保証を維持するための防蟻処理(再施工)は有償で提案されます。

これは「保証延長のための工事」ではなく「シロアリ保証を継続するための定期メンテナンス」という位置付けである点に注意が必要です。

延長保証が適用される商品と適用外の商品

Products to which extended warranty applies and products to which it does not apply

タマホームの全商品が60年保証の対象になるわけではありません。 商品によって保証の上限年数が異なり、大きく2つに分かれます。

商品カテゴリ代表商品最長保証年数長期優良住宅
主力モデル大安心の家・大安心の家PREMIUM60年認定あり(標準)
低価格モデル木麗な家30年認定対象外

「木麗な家」はそもそも長期優良住宅の認定仕様ではないため、最初から最長30年の保証しか受けられません。

さらに「木麗な家」の初期保証は10年間であり、大安心の家(20年)とは異なります。

値段の安さに引かれて選んだ商品が、後々の保証面で制約を受けるという事実は、建設前の段階でしっかり理解しておく必要があります。

総合的なコスト比較をする際は、初期費用だけでなく「保証の上限年数」「初期保証の長さ」もあわせて確認しましょう。

なお、長期優良住宅の認定を取得するには別途申請費用が必要です。

情報源によって「約10〜15万円」「約20万円」と幅がありますが、タマホーム公式サイトは「別途申請費用が必要」とのみ記載しており、地域・プラン・時期によって変動します。

延長保証を受けるために必要な3つの条件

60年保証を継続するためには、以下の3つの条件をすべて満たし続けることが求められます。

Three conditions required to receive an extended warranty

この3つ目の条件こそが、多くのオーナーが悩む最大のポイントです。

「外部業者に安く頼む」という選択肢は、保証延長を希望する限り基本的に認められません。

この仕組みはタマホーム独自のものではなく、多くのハウスメーカーで採用されている業界共通のモデルです。

「保証を継続するために高い工事費を支払う」か「外部業者に安く頼んで保証を諦める」かという二択は、どのハウスメーカーのオーナーも直面する構造的な問題です。

少なくともこの仕組みを事前に知っておくことで、節目の点検で慌てることなく準備できます。

「知っている」と「知らない」では、その後の判断の質がまったく変わってきます。

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保証延長に必要なメンテナンス費用の実態|各時期にかかるお金の内訳

The reality of maintenance costs required for warranty extension | Breakdown of expenses at each stage

保証を延長するかどうかを判断するうえで欠かせないのが、実際に発生するメンテナンス費用です。
20年目や30年目にはどのような工事が必要になり、どの程度の費用がかかるのでしょうか。

ここでは工事項目ごとの相場や、築年数ごとの費用イメージ、メーカー指定工事の特徴について具体的に解説します。

主な工事項目と費用の目安一覧

List of main construction items and estimated costs

節目の点検後に提案される工事は、大きく分けて以下のカテゴリに整理されます。

費用はあくまでも目安であり、建物の規模・形状・使用材料・業者によって変動します。

工事項目費用の目安備考
防蟻処理(シロアリ対策)15万〜30万円1階面積に応じる。5〜10年ごとの再施工が必要
外壁シーリング(コーキング)打ち替え30万〜60万円足場費用含む。30坪で平均30〜45万円が相場
ベランダ・バルコニー防水補修12万〜15万円FRP防水のトップコート塗り替えや補修
外壁塗装(35〜40坪)93万〜109万円塗料グレード(シリコン・フッ素・無機)で変動
屋根塗装(スレート屋根)51万〜63万円劣化が激しい場合はカバー工法(150万〜)に
足場代15万〜20万円外壁・屋根・シーリング工事に必須

シーリング(コーキング)費用について補足: 記事によっては「10万〜」という数字を見かけることもありますが、一般的な30坪程度の住宅で足場を組んで全周打ち替えを行う場合の実態相場は30万〜60万円です。

「10万〜」という下限は実態よりも著しく低く、予算計画を立てる際に注意が必要です。

10年目・20年目・30年目の累積費用イメージ

Cumulative cost projections for the 10th, 20th, and 30th years.

タマホームのメンテナンス費用は築年数とともに増加します。
築10年目は無償点検が中心ですが、防蟻処理の再施工が必要となり、費用は15〜30万円程度です。

築20年目は保証延長の節目となり、防蟻処理、シーリング打ち替え、防水補修、外壁・屋根塗装などが集中するため、総額200〜300万円程度を見込む必要があります。
築30年目になると大規模修繕に加え、給湯器やキッチン、浴室など住宅設備の交換時期も重なります。

そのため費用は200〜300万円以上、設備交換を含めると400万円を超えるケースもあります。
長期的な資金計画を立てておくことが重要です。

タマホーム指定工事は「相場より割高」になりやすい理由

タマホームの有償工事は、外部の専門業者と比較して2〜3割程度割高になる傾向があると言われています。

これはタマホームが工事を外注した際に発生する中間マージンが上乗せされるためです。

実際に報告されている事例として、タマホームから約230万円の見積もりを提示されたオーナーが、元担当者から以下のアドバイスを受けたケースがあります。

「あの外壁はいいやつを使っているから、20〜25年経って粉が吹いてきたら塗り替え時です。今塗料を塗ると、せっかくの高品質な外壁の機能を殺してしまいます」

この事例は「保証を維持するためだけに、まだ必要ではない工事を高い価格で発注させられる可能性がある」ことを示しています。

オーナーとしては、見積書の内容を鵜呑みにせず、「本当にこの工事は今必要か?」という視点を持つことが非常に重要です。

ハウスメーカーによる見積もりには、下請け外注費に加え、管理費・営業費・利益が上乗せされます。 地場の塗装専門店や防水専門業者が直接施工する場合と比べると、同じ品質の工事でも費用に大きな差が出ることは珍しくありません。

これを「不正」と受け取る必要はありませんが、オーナーとして知っておくべき構造的な事実として理解することが大切です。

「相場を知っている」だけで、交渉力や判断力が格段に上がります。

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保証延長をするべきか?判断のポイントと2つの選択肢

Should you extend your warranty? Key points to consider and two options.

保証延長には安心感がある一方で、まとまった費用負担も発生します。
そのため「本当に延長するべきなのか」と悩むオーナーは少なくありません。

保証を継続した場合のメリットと、保証を終了して自己管理する場合の違いを比較しながら、自分に合った選択肢を考えていきましょう。

保証を延長した場合の3つのメリット

Three benefits of extending your warranty

タマホームの保証延長には大きく3つのメリットがあります。
まず、構造躯体や防水部分の不具合、雨漏りなどが発生した際に、保証範囲内であれば無償修繕を受けられる可能性があります。

次に、保証継続中は定期点検が実施されるため、劣化や不具合を早期に発見し、大きな修繕費の発生を防ぎやすくなります。
さらに、保証やメンテナンス履歴が継続している住宅は、中古住宅として売却する際に買い手からの信頼を得やすく、資産価値の維持や査定面で有利に働く可能性があります。

保証延長を断念した場合のリスクと現実的な対処法

保証延長を選ばない場合のデメリットも正直に整理しておきます。

最大のリスクは「構造的不具合の全額自己負担」

保証が切れた後に構造躯体・防水に関する問題が発生した場合、修繕費はすべて自己負担となります。

「構造的な問題が起きなければよい」という前提の話ではありますが、万が一の際のリスクは確かに存在します。

ただし、適切なメンテナンスは外部業者でも十分に可能

保証を切り捨てることは「メンテナンスをしない」ことではありません。

信頼できる外部業者に依頼し、適切な防蟻処理・防水補修・シーリング補修を行えば、住宅の寿命を守ることは十分可能です。

重要なのは「タマホームに頼むかどうか」ではなく、「適切なメンテナンスを続けているかどうか」です。

「保証延長する」か「しない」か|2つの選択パスを比較する

Should you extend your warranty or not? | Comparing two options
比較項目パスA:保証延長を継続パスB:保証終了後は自己管理
費用傾向割高(メーカー指定工事)最適化可能(相見積もりで選定)
安心感高い(窓口が一元化)自己管理が必要
業者の選択肢限定(指定業者のみ)自由(市場から選べる)
売却時評価プラス要素になりやすいやや不利になる場合あり
向いている人管理の手間を省きたい方コストを徹底的に抑えたい方
リスク過剰工事・割高費用の可能性欠陥発生時の全額自己負担

どちらのパスが正解ということはありません。

ご自身の価値観・ライフプラン・資金状況に応じて選択することが大切です。

「安心を買いたい」ならパスA、「コストを徹底管理したい」ならパスBという判断軸が一つの目安になります。

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メンテナンス費用を賢く抑えるための具体的な戦略

Specific strategies for intelligently reducing maintenance costs

住宅を長持ちさせるためには適切なメンテナンスが必要ですが、工夫次第で費用を大きく抑えることも可能です。
知らないまま工事を依頼すると、必要以上の出費につながることもあります。

ここでは相見積もりの活用方法や工事のまとめ発注、優先順位の考え方など、実践的なコスト削減術を紹介します。

相見積もりは必ず取る

Always get multiple quotes.

保証延長の有無にかかわらず、高額な見積もりを提示された場合は、そのまま承諾する前に外部業者からも相見積もりを取ることを強くお勧めします。

「タウンライフリフォーム」「ホームプロ」などの一括見積もりサービスを活用すると、複数の優良業者から同じ条件で見積もりを取得できます。

ここで重要なのは仕様を統一することです。

塗料のグレード(シリコン・フッ素・無機)・施工範囲・足場費用の含有・保証年数を揃えなければ、金額だけを比較しても正確な判断ができません。

また、相見積もりを取る際には業者の「施工実績」「口コミ・評判」「保証内容」も必ず確認するようにしましょう。

価格だけを基準に選んでしまうと、施工品質が低い業者や、アフターフォローが不十分な業者を引いてしまうリスクがあります。

なお、タマホームの保証延長を維持したい場合でも、相見積もりで得た価格をもとにタマホームへの値引き交渉の材料にすることは可能です。

「知識のあるオーナー」であることを示すだけで、提案内容や費用が変わってくることもあります。

工事は「足場が必要な作業」をまとめて発注する

The construction work is ordered as a package, consolidating all tasks that require scaffolding.

外壁塗装・屋根塗装・シーリング打ち替え・雨樋補修はいずれも足場が必要な工事です。

これらを別々のタイミングで実施すると、足場代(15〜20万円)が毎回かかります。

節目の点検にあわせてまとめて一括発注することで、足場代を1回分に抑えられます。

この「まとめ発注」は、保証延長を選ぶ・選ばないにかかわらず有効なコスト最適化の手法です。

積極的に活用しましょう。

工事の優先順位を正しく理解する

Understand the construction priorities correctly.

すべての工事を一度にやる必要はありません。

「今すぐやらなければ取り返しのつかないダメージにつながるか」という基準で優先順位をつけましょう。

優先度工事項目放置した場合のリスク
🔴 最優先防蟻処理構造材をシロアリが内部から食害。気づいたときには手遅れも
🔴 最優先シーリングの破断・剥離補修雨水が浸入し外壁内部・断熱材の腐朽・カビにつながる
🔴 最優先防水層の劣化対応ベランダ・陸屋根の防水が切れると下地への深刻なダメージ
🟡 要確認外壁・屋根の塗装機能的劣化がなければ数年先送りも可能
🟢 低優先度外構・駐車場のひび割れ補修生活への影響が小さければ優先度は低い

「雨漏り」「シロアリ」「防水」の3点は構造に直結するため、状態の確認を最優先にしてください。

外壁の美観維持目的の塗り替えは、機能的に問題がない場合は後回しにしても大きな問題はありません。

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20年点検で提示された見積書のチェックポイント

20年点検では数十万円から数百万円規模の見積もりが提示されることもあります。
しかし、その内容を十分に確認しないまま契約してしまうのは危険です。

本当に必要な工事なのか、価格は適正なのかを見極めるためにも、見積書の見方や確認すべきポイントを事前に理解しておきましょう。

見積書の「数量根拠」を必ず確認する

住宅メンテナンスの見積書ではしばしば「数量の水増し」が起きることがあります。

承諾する前に、以下のポイントを必ず自分で確認するようにしましょう。

確認項目チェック方法
外壁塗装の塗装面積実際の外壁面積と見積書の塗装面積を照合する
シーリングの施工延長(m数)窓の数・外壁の目地数から概算延長を自分で計算する
防蟻処理の施工面積1階の床面積が基準。建物図面と照合する
塗料のグレード「シリコン」「フッ素」「無機」など明記されているか確認
足場代の含有足場代が別途請求なのか、工事費に含まれているのか確認

見積書に「一式」という表記が多い場合は要注意です。

「一式」では何にいくらかかっているかが不透明になるため、項目ごとの内訳を必ず要求しましょう。

工事の写真・現況の確認を求める

「補修が必要」と判断された箇所については、必ず劣化箇所の写真を提示してもらいましょう。

口頭や定性的な表現だけでは、本当に今すぐ工事が必要かどうかを判断できません。

「具体的にどこが、どのような状態になっているのか」を視覚的に確認することが大切です。

写真の提示を求めることは、オーナーとして当然の権利であり、信頼できる業者であれば快く対応してくれるはずです。

もし「写真は出せない」「信じてもらうしかない」という対応をされた場合は、その業者への発注は慎重に検討すべきです。

住宅メンテナンスの世界では、「不安を煽って工事を取る」という悪質な業者も存在します。

「必須工事」と「推奨工事」を明確に分ける

Clearly distinguish between "mandatory work" and "recommended work."

見積書に列挙された工事項目のうち、保証延長のために絶対に必要な工事と、ハウスメーカーが「やった方が良い」と勧めているだけの工事を切り分けましょう。

「今やらないと保証が切れる」と言われた工事についても、本当にその根拠があるのかを冷静に確認する姿勢が求められます。

必要であれば、第三者の住宅診断士(ホームインスペクター)に意見を求めることも有効な手段です。

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タマホームオーナーが知っておくべき「長期保証の本質」

The essence of long-term warranties that Tama Home owners should know.

長期保証は住まいの安心につながる制度ですが、その一方でハウスメーカーのビジネスモデルとしての側面も持っています。
保証を維持する価値があるのか、それとも別の選択肢を取るべきなのかを判断するためには、制度の本質を理解することが欠かせません。

ここでは長期保証との向き合い方について考えていきます。

保証制度はビジネスモデルでもある

「長期保証は、建てたオーナーからメンテナンス費用を得るための仕組みでもある」という見方は、業界内では一定の共通認識です。

ハウスメーカーにとって、自社で建てた住宅のメンテナンス工事を継続して受注できることは、重要な収益源となります。

これは「タマホームが悪質」という話ではありません。

ビジネスの仕組みとして理解した上で、オーナー自身が主体的に情報を集め、判断を下すことが重要だという意味です。

「ハウスメーカーが言うから」「保証が切れると怖いから」という受動的な姿勢では、不必要な支出を重ねてしまう可能性があります。

知識を持ったオーナーであるかどうかが、長期的な住宅管理コストに大きな差をもたらします。

「60年保証」の価値をライフプランと天秤にかける

Weigh the value of a "60-year warranty" against your life plan.

保証延長を継続するために費用を支払うことが合理的かどうかは、個々の状況によって異なります。

以下の観点から自分の状況を整理してみてください。

判断軸保証継続が有利保証終了が有利
居住予定期間長期居住を予定している売却・建て替えを検討している
リスク許容度万が一の費用負担を避けたいある程度のリスクは受け入れられる
管理の手間窓口を一元化したい自分で業者を選んで管理できる
資金状況指定工事費用を用意できる費用を抑えて他に回したい

保証を継続することは「安心を買う」行為です。

それが自分にとって価値があるかどうかを、ライフプラン全体の中で冷静に判断しましょう。

住宅は人生で最も高額な買い物のひとつです。 建てた後も数十年にわたって費用が発生し続けることを踏まえると、「建てた後の費用」も含めた総合的な計画を家づくりの段階から立てておくことが非常に重要です。

メンテナンス費用の積み立てという観点では、毎月一定金額を「住宅維持費口座」として別途積み立てる習慣をつけることをお勧めします。

一般的には年間20〜30万円を住宅維持費として確保しておくと、20年目・30年目の大きな出費に対応しやすくなります。

取り、資金計画で悩んでいる方におすすめ!/

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筆者自身のリアルなローコスト住宅の費用を公開

Image of the author's cost breakdown list

ここまで紹介してきた費用の内訳は、一般的なものをまとめたものになります。
ここからは、実際に筆者の私がタマホームで建てた際に掛かった費用の内訳を紹介していこうと思います。

土地購入費用ですが、私の実家の土地が空いていたのでそこを分筆したため土地代はかかっていません。
しかし、分筆の際に登記や分筆費用など様々な費用がかかりました。

平均的な費用の内訳とは違う部分も多いので、これから紹介する費用の内訳の方がより現実に近いですよ。

項目金額(税込)
総工事費合計19,353,294円
土地購入費0円
ご紹介工事0円
その他費用・諸費用4,103,944円
合計23,457,238円
項目金額(税込)
自己資金4,457,238円
借入金額19,000,000円
合計23,457,238円

注文住宅の総額はすべて含めると、約2350万円になりました。
初めに予算を立てたときからかなり値段がかかりました。

実家の土地を活用できたのでよかったですが、土地がなければさらに金額は上がっていました。
月々の返済を6万円台にしたかったので、オプションは最低限のものとエアコン、照明、カーテン工事や引っ越し業者の手配は自分で行い約50万円ほどになりました。

これらをタマホームでやると、倍の100万円以上になっていたのでコストを削減できてよかったです。

建物本体工事費用の内訳(総額の63.6%)

項目延床面積(㎡)延床面積(坪)金額(税込)
本体工事108.4934.5614,928,304円
施行面積114.28  

建物の本体価格は約35坪で約1500万円
最初は21坪の3LDKにしようとしていましたが、老後に1階にも1部屋あった方がいいんじゃないかと親から言われたのがきっかけで4LDKにしたため約1500万円ほどになりました。

価格を抑えるために間取りを少なくするのは必要なことですが、後々のことを考えて増築するより値段を抑えることができるのでいい選択だったかなと感じています。

オプション工事費用の内訳(総額の0.3%)

オプション工事金額(税込)
増設 2枚引違26511シャッター67,590円
天井点検口増設(240×240)7,710円
合計75,300円

オプションでかかった合計は75,300円になりました。
オプションをつけると値段が跳ね上がるのはわかっていたので、なるべくオプションをつけないように意識していました。

ですが、標準仕様だと雨戸のシャッターがついてない窓もあり危険だと思ったので追加で付けることにしました。
ほかにも、その他費用のほうで計上していますがコンセントも追加しています。

コンセントをオプションで追懐した理由は、後付けの方が値段が高いからなんです。
実際に住んでいない状況でコンセントの数を考えるのは大変でしたが、なるべく部屋に均等にコンセントがあるようにすることで、実際に住んでいる今はコンセントが少なかったという不満はありません。

付帯工事費の内訳(総額の約7.1%)

付帯工事金額(税込)
屋外電気配線工事1式
屋外給排水工事1式
屋外立水栓工事1カ所
雨水排水工事1式
仮設費用1式
下水道接続工事 宅内接続1式
合併浄化槽工事 耐圧有 5人槽1式
簡易水洗便槽工事1式
合計1,664,000円

付帯工事でかかった金額は約166万円になりました。
付帯工事の費用の詳細な内訳はわからないのですが、コストを下げるのは難しいところだと思います。

工事の内容も専門的な言葉が多くて、事前に注文住宅の本を読んでいた僕でも全く費用相場がわからなくて勉強不足でした。
事前にもっと勉強していれば、この部分もコストを抑えられたかもしれないという思いがあるので、皆さんには事前に注文住宅の基礎知識は身に着けておくのをオススメしたいです。

必要費用(総額の約3.9%)

必要費用金額(税込)
基本図面作成料1式
設計料1式
地盤調査1式
工事管理費1式
諸検査費用1式
住宅瑕疵保険料1式
長期優良住宅認定費用1式
合計926,300円

必要費用で掛かった費用は約93万円になりました。
この費用も付帯工事と同じで、コストダウンが難しい項目です。

内訳も専門的な内容が多くて、詳細な金額は把握できませんでした。
コストを削減するには、オプションや外構工事などを削るのが一番いいですよ。

諸費用(総額の約7.1%)

諸費用金額(税込)
建物登記費用(表示・保存・設定)235,550円
分筆および農地転用・地目変更費用689,300円
火災保険料130,440円
印紙税(住宅ローン契約書用)20,000円
融資手数料33,000円
ローン保証料(現金一括払い)356,537円
つなぎ融資利息・手数料183,000円
農協出資金10,000円
合計1,657,827円

諸費用で掛かった費用は約166万円になりました。
この諸費用の部分では、コストを下げられる部分がいくつかあります。

まずは火災保険料で、タマホームでは3パターンぐらいの保険がありましたがその中でも一番安い保険料にしました。
僕はタマホームからの紹介で火災保険の会社を決めましたが、自分で火災保険を見つけることでさらにコストを抑えることもできますよ。

他にも、融資手数料とローン保証料は各銀行によって違うのでどこの銀行からお金を借入するかがコストを下げるポイントになります。
僕の場合はタマホームからの提案もありましたが、自分で3つの銀行を実際に回って最終的にJAバンクで借入をしました。

自分で借入先を決めるのは大変でしたが、これから35年払い続けていくのでなるべく好条件の銀行を探すことができてよかったです。

その他費用(総額の約8.7%)

その他費用金額(税込)
水道加入金および接続工事費等91,300円
地鎮祭費用30,000円
上水道引き込み工事512,205円
電気配線工事165,000円
排水管変更工事309,100円
追加工事費用806,179円
アンテナ工事費用126,700円
合計2,040,484円

その他費用に掛かった金額は約200万円になりました。
項目には書いていないですが、地盤改良費用がかかっていないのが大きなコストダウンにつながりました。

地盤改良費用とは、地盤調査をして地盤に問題があれば補強する工事なのですが実家の土地の地盤が強かったため必要ありませんでした。
地盤改良費用を行うと約100万円はしたので、助かりました。

他にもアンテナ工事ですが、僕はタマホームでお願いしましたが家電量販店だと半額くらいでできることもあるのでコストをもっと抑えたい方は自分で手配するのもオススメです。

エアコン、照明、カーテン工事+引っ越し費用(総額の約2.1%)

工事・費用金額(税込)
エアコン工事222,200円
照明工事25,800円
カーテン工事157,633円
引っ越し費用87,000円
合計492,633円

こちらの掛かった金額は約50万円になりました。
タマホームで行うと、倍以上の金額になるので自分で手配してよかったなと思いました。

正直自分で家電量販店やカーテン屋さんに行って決めるのは大変でしたが、なるべく費用を抑えるならできるところは自分で行うのが良いですよ。

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タマホームのよくある質問

Frequently Asked Questions about Tama Home

タマホームを検討している人の多くは、「本当に価格が安い理由は?」「営業担当の評判は悪い?」「保証内容は十分?」など、契約前にさまざまな不安や疑問を感じています。

特に口コミでは良い評価と悪い評価の両方が見られるため、実際の特徴を正しく理解することが大切です。

ここでは、タマホームに関して特によく寄せられる質問について、わかりやすく解説します。

タマホームはなぜ“やばい”と言われることがあるの?

タマホームが「やばい」と言われる理由には、営業担当や施工品質にばらつきがある点が挙げられます。

ローコスト住宅で契約数が多いため、担当者や現場によって対応品質に差が出やすい傾向があります。

一方で、価格に対する住宅性能を高く評価する声も多く、実際には「コスパが良い」という口コミも多数あります。

タマホームの営業担当は本当にしつこい・対応が悪いの?

タマホームの営業担当については、「対応が丁寧だった」という声がある一方で、「連絡がしつこい」「知識不足だった」という口コミも見られます。

特に展示場来場後の電話やメール営業を負担に感じる人もいます。

ただし、担当者による差が大きく、相性が合わない場合は早めに担当変更を相談することも可能です。

タマホームの評判が悪いと言われる理由は何?

タマホームの評判が悪いと言われる主な理由は、アフターサービスや施工品質に関する不満が一部で見られるためです。

引き渡し後の対応速度や、細かな施工ミスへの不満が口コミで拡散されやすい傾向があります。

ただし、耐震性能や価格面を高く評価する施主も多く、満足度は「良い評価」と「悪い評価」が分かれやすい会社です。

タマホームの保証内容は他社と比べて十分なの?

タマホームは長期優良住宅対応や初期保証制度を備えており、ローコスト住宅としては比較的充実した保証内容と言えます。

構造躯体や防水部分を中心に保証が設定されており、定期点検を受けることで保証延長も可能です。

ただし、保証継続には有償メンテナンスが条件になる場合があるため、契約前の確認が重要です。

タマホームの保証延長には実際いくら費用がかかるの?

タマホームの保証延長費用は、実施するメンテナンス内容によって大きく異なります。

外壁シーリングや防水工事などが必要になるケースもあり、数十万円〜100万円以上かかることもあります。

築年数や住宅状態によって金額差が出るため、点検時に具体的な見積もりを確認することが大切です。

タマホームの10年保証では、どこまで保証してもらえるの?

タマホームの10年保証では、主に構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防ぐ部分が保証対象になります。

具体的には基礎・柱・梁・屋根・外壁防水などが中心です。一方で、設備機器や内装の経年劣化は対象外になる場合があります。

保証対象外の範囲もあるため、契約時に保証書の内容を細かく確認することが重要です。

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しかし、多くのメーカーがあり、比較するのも一苦労…。
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タウンライフ家づくりでは、希望の間取りプランや見積もりを複数のハウスメーカーから無料で提案してもらえます。
一方、LIFULL HOME’S 住まいの窓口では、専門アドバイザーに相談しながら、条件に合ったメーカーを紹介してもらえるのが魅力です。

さらに、HOME4U 家づくりのとびらは住宅業界に詳しい専門アドバイザーに無料で相談でき、希望や予算に合ったハウスメーカーを中立的な立場で紹介してもらえるのが特徴です。
住宅会社選びの進め方や資金計画についてもサポートしてもらえるため、家づくりが初めての方でも安心して進められます。

この3つを活用すれば、効率よく情報を集め、理想の住宅メーカーを見つけやすくなるでしょう。
まずは気軽に資料請求から始めてみましょう。

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この記事を書いた人

【凡人サラリーマン→複業家へ🌈】|『注文住宅』の知識を発信|FP3級2024.5.17取得|
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