「FAVOは、個々のライフスタイルに合わせた自由度の高い住まい」
まずは、結論してこの事をお伝えしておきます。
とはいえ、
- アイフルホームは、他のハウスメーカーと比べて安いの?
- アイフルホームはどのくらいの価格で家を建てることができる?
- アイフルホームのfavo品質はどうなの?
- アイフルホームでなるべく安く建てられる商品はある?
- なるべく安く建てられる方法を知りたいスト
という疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、実際にタマホームで建てた筆者の観点から悩みを解決します。
具体的には
- アイフルホームと他のハウスメーカーの比較一覧を紹介
- アイフルホームで建てた場合の費用の実例紹介
- アイフルホームのfavoについて解説
- アイフルホームのオススメ商品を紹介
- 注文住宅のコストダウン方法を紹介
- 筆者自身のローコスト住宅の費用を公開
の順番にご紹介していきます。
\ 間取り、資金計画で悩んでいる方必見!/
1.アイフルホームと他のハウスメーカーの比較一覧
この章では、アイフルホームとローコスト住宅に特化したハウスメーカー10社の平屋住宅に関する比較一覧表を作成してみました。
以下の表は、坪単価、デザインの特徴、住宅性能などの観点から各社の平屋住宅を比較しています。
ハウスメーカー | 坪単価(万円) | デザインの特徴 | 住宅性能 | 備考 |
---|---|---|---|---|
アイダ設計 | 45-55 | シンプルで機能的なデザイン | 耐震性に優れる | コストを抑えた家づくりに注力 |
アイフルホーム | 40-50 | モダンなデザイン、家事効率を考慮した間取り | 高い断熱性、耐震性 | コストパフォーマンスに優れる |
アエラホーム | 40-65 | 自然素材を活用したナチュラルデザイン | 環境配慮、省エネ設計 | 高気密高断熱の家を提供 |
ユニバーサルホーム | 50-60 | 使いやすさを追求したデザイン | 高い耐久性、メンテナンス性 | 長期優良住宅の認定を多数取得 |
ヤマダホームズ | 50-60 | 豊富なバリエーションとカスタマイズ性 | 高い断熱性、耐震性 | 全国展開の安心感 |
桧家住宅 | 40-50 | 伝統的な和風デザイン | 自然素材の利用、健康住宅 | 木の温もりを感じる住まい |
タマホーム | 35-45 | コスト重視のシンプルなデザイン | 基本性能をしっかり確保 | 低価格でも品質を追求 |
富士住建 | 40-50 | 多様なライフスタイルに合わせたデザイン | 耐震性、耐久性に優れる | 地域密着型のサービス |
ウィザースホーム | 40-60 | 2×6工法による強固な構造 | 高い断熱性、耐震性 | 新昭和が手掛けるブランド |
センチュリーホーム | 45-55 | 現代的なデザインと機能性 | 耐震性、長期保証 | 家族の成長に合わせたリノベーションが可能 |
アイフルホームは、坪単価が40万〜50万円で、モダンなデザインと家事効率を考慮した間取りが特徴です。
また、高い断熱性と耐震性を備え、コストパフォーマンスに優れた住宅を提供。
他のハウスメーカーと比較すると、アイダ設計は機能性が高くコストを抑えていますが、デザイン性ではやや劣ります。
アエラホームは自然素材を活用したデザインが魅力ですが、坪単価が高めです。ユニバーサルホームは耐久性に優れていますが、坪単価が高くアイフルホームより割高。
アイフルホームは、手頃な価格で優れた住宅性能を求める方にとって、バランスの取れた選択肢です。
>>アイフルホームの平屋の価格は約1500~3000万円!他社比較とコストダウン方法も紹介
2.アイフルホームで建てた場合の費用の実例紹介
アイフルホームで夢の平屋を建てることは、多くの人にとっての理想です。
しかし、実際にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
実際の家づくりのプロセスから、必要な資金計画まで、これから平屋を建てたいと考えている方に実例をもとに役立つ情報を紹介します。
2-①.【4LDK】の平屋の費用は約1500万円〜3000万円!
![*Image 2-②. The cost of a one-story [4LDK] is approximately 15 million yen to 30 million yen!](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/u/uzumaki1121/20240503/20240503212427.png)
画像引用:【SUUMO】 【松本市/30坪台/平屋/吹き抜け/アイアン手すり/ロフト】お家時間を楽しめるこだわりインテリアの平屋建て – 片桐建設 アイフルホーム松本店の建築実例詳細 | 注文住宅
家族構成 | 本体価格 | 延床面積 | 特徴 |
---|---|---|---|
夫婦+子ども2人 | 2,000万円~2,499万円 | 99.25㎡(30.0坪) | 耐震・免震・制震、省エネ・創エネ・エコ、収納充実 |
夫婦+子ども3人 | 2,000万円~2,499万円 | 112.75㎡(34.1坪) | 耐震・免震・制震、省エネ・創エネ・エコ、収納充実 |
夫婦+子ども2人 | 2,000万円~2,499万円 | 89.25㎡(26.9坪) | 耐震・免震・制震、省エネ・創エネ・エコ、収納充実 |
夫婦+子ども2人 | 1,994万円 | 116.50㎡(35.2坪) | アジアンリゾートテーマ、高気密・高断熱 |
夫婦+子ども2人 | 2,500万円~2,999万円 | 164.00㎡(49.6坪) | 中庭、ビルトインガレージ、耐震・免震・制震 |
夫婦+子ども1人 | – | 131.75㎡(39.8坪) | 耐震・免震・制震、省エネ・創エネ・エコ、収納充実 |
夫婦+子ども1人 | 1,500万円~1,999万円 | 118.50㎡(35.8坪) | 耐震・免震・制震、省エネ・創エネ・エコ、家事がラク |
これらの実例を参考にすると、アイフルホームの平屋4LDKの本体価格は、おおよそ1,500万円~3,000万円の範囲で変動することがわかります。
ただし、これらの価格は施工当時のものであり、現在の価格とは異なる場合があるため、最新の情報を得るためにはアイフルホームに直接問い合わせることをお勧めします。
また、表示価格に含まれる費用について、別途かかる工事費用や照明器具・カーテンなどの費用は含まれていないことが一般的です
2-②.【4LDK】の2階建ての費用は約2000万円〜3000万円!
![2-③. The cost of a two-story [4LDK] is approximately 20 million yen to 30 million yen! 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/u/uzumaki1121/20240504/20240504104940.png)
![2-③. The cost of a two-story [4LDK] is approximately 20 million yen to 30 million yen! 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/u/uzumaki1121/20240504/20240504104940.png)
![2-③. The cost of a two-story [4LDK] is approximately 20 million yen to 30 million yen! 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/u/uzumaki1121/20240504/20240504104940.png)
アイフルホームの4LDKの2階建て住宅に関する平均価格、特徴、そして坪単価についての情報を、SUUMOの実例を参考にしてまとめました。
以下の表には、アイフルホームの2階建て住宅の平均価格と特徴、坪単価をまとめています。
項目 | 平均価格 | 坪単価 |
---|---|---|
価格帯 | 2000万円〜3499万円 | 55万円〜70万円 |
アイフルホームの4LDKの2階建て住宅は、多様な家族構成やライフスタイルに合わせた間取りが特徴です。
例えば、家族構成によっては、リモートワークに適した書斎スペースを設けたり、子育てに便利な収納スペースを多く取り入れたりしています。
また、耐震・免震・制震機能を備え、安全性にも配慮されています。
さらに、高気密・高断熱設計で、省エネルギーにも貢献する住宅となっており、快適な居住空間を実現しています。
坪単価に関しては、地域や仕様によって異なりますが、一般的には55万円から70万円の範囲で設定されていることが多いようです。
これは、他のハウスメーカーと比較してもかなり安い価格帯です。
アイフルホームの住宅は、コストパフォーマンスに優れ、デザイン性や機能性を重視した住宅を求める方に適しています。
また、SUUMOに掲載されている実例を見ると、ユーザーのニーズに合わせた柔軟な対応が可能であることがわかります。
3.アイフルホームのfavoについて解説
アイフルホームの「favo」シリーズは、機能性とデザイン性を兼ね備え、多くの家族に選ばれています。
特に魅力的なのは、カスタマイズ性の高さで、家族のライフスタイルや好みに合わせて間取りやデザインを自由に選べます。
これにより、「家族のための家」を実現でき、より快適な住まいが実現。
また、エコフレンドリーな素材を使用し、省エネルギー設計にも配慮されているため、環境にも家計にも優しい住宅です。
ここでは、favoシリーズの特徴や坪単価、標準設備について詳しく紹介します。
3-①. favoシリーズの平均坪単価は50~70万円!
アイフルホームのfavoシリーズは、多様なライフスタイルに対応した住まいを提供することを目的としていて、2020年4月に販売が開始されました。
特徴的なのは、木造軸組金物工法を採用し、自由設計が可能な点です。
favoシリーズは、セシボ、AYA、スプリーム、Simple Life.などの人気商品を統合して新たに展開され、現在では12シリーズが展開。
坪単価は一般的に50万円~70万円で、選択するオプションやカスタマイズ内容によって価格は変動します。
例えば、35坪のfavoシリーズの建物価格は1,814万円、建物価格+必要経費で2,528万円となっており、坪単価は55.1万円です。
以下に、favoシリーズの価格の一例を表にしてみました。
坪数 | 建物価格 | 建物価格+必要経費 | 坪単価 |
---|---|---|---|
35坪 | 1,814万円 | 2,528万円 | 55.1万円 |
また、他のハウスメーカーとの比較では、ウィザースホームの見積もりは坪単価67万円、ヤマダホームズの見積もりは坪単価60万円前後であったため、favoシリーズは比較的低めの坪単価であると言えます。
そのため、予算に応じて様々なニーズに対応できる柔軟性を持っていることが、favoシリーズの大きな魅力。
実際に建てた人の評判も上々で、選べる自由度と予算内での建築が可能である点が高く評価されています。
3-②. favoシリーズの特徴
アイフルホームの「favo」シリーズは、お客のこだわりを形にする家づくりをコンセプトにした注文住宅です。
一人ひとりのライフスタイルに合わせた、お気に入りの家での暮らしを実現するための多彩な選択肢を提供しています。
以下に、その魅力的な特徴をいくつか紹介します。
「favo」は、都市型3階建てから中庭のある暮らし、スキップフロアのある家など、多様なデザインを提案しています。
これにより、お客のライフスタイルや好みに合わせた家づくりが可能です。
アイフルホームの「favo」では、LIXILの住宅設備が標準仕様で採用されており、品質の良さに定評があります。
キッチン、お風呂、トイレ、洗面化粧台など、日常生活で使用する設備はすべて高品質なものが標準で装備されています。
お客様のニーズに応じて、様々なカスタマイズが可能です。
例えば、キッチンは収納力とデザイン性が評判のLIXIL「ノクト」が標準仕様で、機能性やお手入れのしやすさ、生活にフィットするデザイン性の高さが特徴です。
「favo」シリーズは、断熱性に優れた構造で、快適な室内環境を提供します。
また、耐震等級3相当の高い耐震性能を持ち、安心して暮らすことができます。
ダクトレス式第1種換気システムやダクト式第1種換気システムなど、高性能な換気システムが標準で装備されており、新鮮な空気を室内に保ちます。
これらの特徴は、アイフルホームが提供する「favo」シリーズのほんの一部です。お客様の理想とする暮らしを実現するために、アイフルホームは多様な選択肢と高品質なサービスを提供しています。
3-③. favoシリーズの性能と標準設備
アイフルホームのfavoシリーズは、住宅設備においてLIXIL製品を標準仕様として採用しており、品質の良さに定評があります。
2024年の標準仕様では、キッチン、お風呂、トイレ、洗面化粧台、外壁、窓、床材、建具、屋根、断熱性、基礎、構造、耐震性、換気システムといった各部分にわたって、詳細な解説がされています。
以下に、favoシリーズの主要な特徴を表でまとめてみました。
項目 | 製品名 | 特徴 |
---|---|---|
キッチン | LIXIL「ノクト」 | 収納力とデザイン性が評判 |
お風呂 | LIXIL「リデア」 | ライフスタイルに合わせた浴室選択が可能 |
トイレ | LIXIL「ベーシアフチレス」 | お掃除のしやすい素材と機能 |
外壁 | ケイミュー「光セラ18」 | – |
窓・サッシ | LIXIL「サーモスX トリプルガラス」 | 高断熱・高気密 |
床材 | Dフロアアース | – |
建具 | LIXIL玄関ドア、LIXIL室内ドア | – |
屋根 | ケイミュー「コロニアルグラッサ」 | – |
断熱材 | 吹付断熱「フォームライト」 | – |
基礎 | ベタ基礎 | – |
耐震性(構造) | 耐震等級3相当、グランドスクラム構法 | – |
換気システム | ダクトレス第1種換気「三菱製 ロスナイ」 | – |
favoシリーズは、耐震性にも優れており、高耐力コアやテクノスター金物、剛床工法などの技術を用いて、繰り返しの地震にも負けない構造体を実現しています。
また、断熱性能に関しても、FAVO P仕様(パネル断熱)、FAVO A仕様(吹付断熱)、FAVO G仕様(グラスウール断熱)といった選択肢があり、地域の気候に合わせた最適な断熱方法を選ぶことができます。
さらに、アイフルホームのfavoシリーズは、ユーザーのライフスタイルに合わせた住まいづくりを提案しており、FAVO for RELAXやFAVO for OUTDOORなど、多様なライフスタイルに対応したシリーズを展開しています。
アイフルホームのfavoシリーズは、品質、性能、デザインの三つの面でバランスの取れた住宅を提供しており、ユーザーのニーズに応じた柔軟な住まいづくりが可能です。
4.アイフルホームのオススメ商品を紹介
アイフルホームの魅力的な商品ラインナップを紹介します。アイフルホームは、多様なニーズに応えるため、平屋から2階建てまで幅広い商品を提供しています。
まず、平屋の商品は、広々としたリビングが特徴で、家族が集まる心地よい空間を提供します。
さらに、バリアフリー設計が可能なため、高齢者や小さなお子様がいる家庭にも安心して住むことができます。
次に、2階建ての商品は、空間を効率的に使いたい方に最適です。
リビングとプライベート空間を分けることができ、家族それぞれの時間を大切にすることができます。
ここでは、アイフルホームの平屋商品と2階建ての特徴、さらには実際の住み心地について詳しく紹介します。
4-①.AYA
「AYA」は、アイフルホームが提供する平屋住宅の主力商品で、その魅力はコストパフォーマンスの高さにあります。坪単価は約40万円~90万円程度で、30坪の本体価格は約1,200万円~2,700万円、建築総額は約1,600万円~3,600万円。
この価格帯は、ローコストからハイコストまで幅広くカバーしており、予算に応じて選ぶことが可能です。
「AYA」の特徴として、自由度の高い間取りが挙げられます。
2階建ての家に比べて支える柱や壁が少なく、より自由な空間設計が可能。
これにより、居住者の「好き」を詰め込んだオリジナリティ溢れる家づくりが実現します。
また、開放感ある住まいも「AYA」の大きな魅力で、余分な壁や柱を減らすことで広々とした空間を作り出し、抜け感のあるリビングやダイニングを実現できます。
4-②.HIRAYA
FAVOシリーズの一部、FAVO for HIRAYA「フラットな暮らし」は、坪単価40万円~60万円程度で建てられる平屋商品です。
LDKの天井を高くし、すべての部屋をLDKに直結させて廊下を省略し、面積を有効活用します。
また、ロフトを設けて収納スペースとしても利用可能。
自由設計ができ、窓を広げて採光性を向上させます。
アイフルホームの坪単価は35万円から100万円程度で、柔軟な価格設定が可能。
見積もりは無料で手付金もリーズナブルです。
4-③.Lodina



Lodinaの平均価格は、プランによって異なりますが、以下に参考価格を表にしてみました。
プラン | 建物本体価格の目安 | 坪単価の目安 |
---|---|---|
平屋建て2LDK(21坪) | 1,320万円(税込)~ | 62.85万円(税込)~ |
2階建て3LDK(27坪) | 1,485万円(税込)~ | 55万円(税込)~ |
アイフルホームのLodinaは、セミオーダーの規格住宅プランで、定額制を採用し、間取り変更が予算内で可能です。
これにより、消費者は価格を抑えつつ理想の家を建てられます。
価格は地域に基づく標準的な価格で、付帯工事や土地の価格は含まれていません。
また、価格は建築地域や敷地条件により異なる場合があるため、詳細は直接確認することをお勧めします。
コストパフォーマンスに優れ、品質と機能性をバランスよく兼ね備えた商品です。
>>アイフルホームの平屋の価格は約1500~3000万円!他社比較とコストダウン方法も紹介
5.注文住宅のコストダウン方法を紹介
注文住宅を建てる際、費用の関係で理想の家を実現できないということが起こります。
ですが、コストダウン方法を知ることで予算内で満足できる家を実現することは可能です。
主なコストダウン方法は、以下の通りです。
- 延べ床面積を減らす
- 総2階の家にする
- 間取りをシンプルにする
- 水回りは1か所にまとめる
- 窓のサイズや数を見直す
- エアコン、照明、カーテンを自分で手配する
- フェンスや門扉を設けない
- 屋根はシンプルにする
- バルコニーを作らない
- 和室は作らない
ここでは、これらの注文住宅の費用を抑えるためのコストダウン方法を紹介します。
5-①.延べ床面積を減らす
注文住宅の費用を抑えるためには、延べ床面積を減らすことが有効です。
家の広さが増えるほど、建築費用や材料費が高くなるため、必要最低限のスペースを確保することが大切。
例えば、部屋の数や大きさを見直し、生活に必要な空間に絞ることで、コストを大幅に削減できます。
また、家族のライフスタイルに合った間取りを検討することで、無駄な広さを減らし、 効率的なスペース利用 が可能になります。
5-②.総2階の家にする
総2階の家は、平屋に比べて土地を有効に活用できるため、土地の購入費用が安く済みます。
また、2階建てにすることで、延べ床面積を抑えつつ、生活空間の確保が可能。
平屋に比べて施工費用が抑えられることも多く、 土地の面積を広く取れるため、土地代の削減 につながります。
無駄な広さを減らし、必要な部分だけを確保することで、コストダウンを実現できます。
5-③.間取りをシンプルにする
複雑な間取りを避け、シンプルで使いやすい設計にすることで、建築費用が抑えられます。
直線的で無駄のない間取りにすることで、壁や柱の数を減らし、 施工コストの削減 が可能。
特に、無駄な廊下や広すぎる部屋を減らし、実際に使うスペースをしっかりと考えることが重要です。
また、将来的に間取りの変更がしやすいような設計にすると、長期的に見てもメリットが大きいです。
5-④.水回りは1か所にまとめる
水回り(キッチン、バスルーム、トイレなど)を1か所に集約することで、配管工事や設備費用を抑えることができます。
特に、複数の場所に水回りを配置すると、その分配管や配線の施工が増え、 コストが増加。
まとめることで、工事がシンプルになり、建築費用を抑えやすくなります。
さらに、水回りが近いと動線が短くなるため、日常生活も便利になります。
5-⑤.窓のサイズや数を見直す
窓は採光や風通しを良くするために重要ですが、数やサイズが大きくなると、その分費用が高くなります。
特に、無駄に大きい窓や数が多すぎる窓は、 費用がかかりやすい です。
必要最低限の窓を選び、サイズを適切にすることで、建材費や工事費を抑えることができます。
また、窓の位置や形を工夫することで、自然光を取り入れつつもコストの削減が可能。
5-⑥.エアコン、照明、カーテンを自分で手配する
エアコンや照明、カーテンなどの設備は、建築業者を通さずに自分で手配することで、費用を抑えることができます。業者を通すと、その分手数料がかかる場合があります。
自分で選ぶことで、 予算に合った商品を選ぶ ことができ、コストダウンが可能です。
また、セール品やネット通販を活用すると、さらに安く手に入れることができます。
5-➆.フェンスや門扉を設けない
フェンスや門扉は、外構工事として費用がかかる項目です。
これらを設けないことで、外構費用を大幅に削減できます。
特に、 土地の環境や周囲の安全性 によっては、フェンスや門扉がなくても問題ない場合があります。
必要ない場合は、シンプルな外観を保ちながらコストを削減することが可能です。
5-⑧.屋根はシンプルにする
屋根のデザインをシンプルにすることで、材料費や工事費用の削減が可能。
複雑な形状の屋根にすると、工事が難しくなり、費用が増える可能性があります。
シンプルな屋根形状を選ぶことで、 施工がスムーズに進み、コストを抑えられます 。
また、屋根材もシンプルなものを選ぶことで、さらに費用を抑えることが可能。
5-➈.バルコニーを作らない
バルコニーは外構工事や設備費用がかかるため、作らないことでコストダウンが可能。
特に、バルコニーを設けることで、 外装や防水工事 にも費用がかかります。
予算に合わせて、バルコニーを作らない選択肢を検討することで、無駄な支出を避けることができます。
5-➉.和室は作らない
和室は特別な仕様が必要となり、建築費用が高くなることがあります。
和室を作らないことで、施工の手間や材料費の削減が可能。
リビングやダイニングを広く使いたい場合 は、和室を省略し、代わりに多目的に使える部屋を作ることで、費用を抑えながら快適な空間を実現できます。
>>注文住宅の費用を抑えるポイント10選!注意する点と筆者のコストダウン方法も紹介
6.筆者の実際にかかった金額を公開



ここまで紹介してきた費用の内訳は、一般的なものをまとめたものになります。
ここからは、実際に筆者の私がタマホームで建てた際に掛かった費用の内訳を紹介していこうと思います。
土地購入費用ですが、私の実家の土地が空いていたのでそこを分筆したため土地代はかかっていません。
しかし、分筆の際に登記や分筆費用など様々な費用がかかりました。
平均的な費用の内訳とは違う部分も多いので、これから紹介する費用の内訳の方がより現実に近いですよ。
項目 | 金額(税込) |
---|---|
総工事費合計 | 19,353,294円 |
土地購入費 | 0円 |
ご紹介工事 | 0円 |
その他費用・諸費用 | 4,103,944円 |
合計 | 23,457,238円 |
項目 | 金額(税込) |
---|---|
自己資金 | 4,457,238円 |
借入金額 | 19,000,000円 |
合計 | 23,457,238円 |
注文住宅の総額はすべて含めると、23,457,238円になりました。
初めに予算を立てたときからかなり値段がかかりました。
実家の土地を活用できたのでよかったですが、土地がなければさらに金額は上がっていました。
月々の返済を6万円台にしたかったので、オプションは最低限のものとエアコン、照明、カーテン工事や引っ越し業者の手配は自分で行い約50万円ほどになりました。
これらをタマホームでやると、倍の100万円以上になっていたのでコストを削減できてよかったです。
6-①. 建物本体工事費用の内訳(総額の63.6%)
項目 | 延床面積(㎡) | 延床面積(坪) | 金額(税込) |
---|---|---|---|
本体工事 | 108.49 | 34.56 | 14,928,304円 |
施行面積 | 114.28 |
建物の本体価格は約35坪で14,928,304円。
最初は21坪の3LDKにしようとしていましたが、老後に1階にも1部屋あった方がいいんじゃないかと親から言われたのがきっかけで4LDKにしたため約1500万円ほどになりました。
価格を抑えるために間取りを少なくするのは必要なことですが、後々のことを考えて増築するより値段を抑えることができるのでいい選択だったかなと感じています。
6-②.オプション工事費用の内訳(総額の0.3%)
オプション工事 | 金額(税込) |
---|---|
増設 2枚引違26511シャッター | 67,590円 |
天井点検口増設(240×240) | 7,710円 |
合計 | 75,300円 |
オプションでかかった合計は75,300円になりました。
オプションをつけると値段が跳ね上がるのはわかっていたので、なるべくオプションをつけないように意識していました。
ですが、標準仕様だと雨戸のシャッターがついてない窓もあり危険だと思ったので追加で付けることにしました。
ほかにも、その他費用のほうで計上していますがコンセントも追加しています。
コンセントをオプションで追懐した理由は、後付けの方が値段が高いからなんです。
実際に住んでいない状況でコンセントの数を考えるのは大変でしたが、なるべく部屋に均等にコンセントがあるようにすることで、実際に住んでいる今はコンセントが少なかったという不満はありません。
6-③.付帯工事費の内訳(総額の約7.1%)
付帯工事 | 金額(税込) |
---|---|
屋外電気配線工事 | 1式 |
屋外給排水工事 | 1式 |
屋外立水栓工事 | 1カ所 |
雨水排水工事 | 1式 |
仮設費用 | 1式 |
下水道接続工事 宅内接続 | 1式 |
合併浄化槽工事 耐圧有 5人槽 | 1式 |
簡易水洗便槽工事 | 1式 |
合計 | 1,664,000円 |
付帯工事でかかった金額は1,664,000円になりました。
付帯工事の費用の詳細な内訳はわからないのですが、コストを下げるのは難しいところだと思います。
工事の内容も専門的な言葉が多くて、事前に注文住宅の本を読んでいた僕でも全く費用相場がわからなくて勉強不足でした。
事前にもっと勉強していれば、この部分もコストを抑えられたかもしれないという思いがあるので、皆さんには事前に注文住宅の基礎知識は身に着けておくのをオススメしたいです。
6-④.必要費用(総額の約3.9%)
必要費用 | 金額(税込) |
---|---|
基本図面作成料 | 1式 |
設計料 | 1式 |
地盤調査 | 1式 |
工事管理費 | 1式 |
諸検査費用 | 1式 |
住宅瑕疵保険料 | 1式 |
長期優良住宅認定費用 | 1式 |
合計 | 926,300円 |
必要費用で掛かった費用は926,300円になりました。
この費用も付帯工事と同じで、コストダウンが難しい項目です。
内訳も専門的な内容が多くて、詳細な金額は把握できませんでした。
コストを削減するには、オプションや外構工事などを削るのが一番いいですよ。
6-⑤.諸費用(総額の約7.1%)
諸費用 | 金額(税込) |
---|---|
建物登記費用(表示・保存・設定) | 235,550円 |
分筆および農地転用・地目変更費用 | 689,300円 |
火災保険料 | 130,440円 |
印紙税(住宅ローン契約書用) | 20,000円 |
融資手数料 | 33,000円 |
ローン保証料(現金一括払い) | 356,537円 |
つなぎ融資利息・手数料 | 183,000円 |
農協出資金 | 10,000円 |
合計 | 1,657,827円 |
諸費用で掛かった費用は1,657,827円になりました。
この諸費用の部分では、コストを下げられる部分がいくつかあります。
まずは火災保険料で、タマホームでは3パターンぐらいの保険がありましたがその中でも一番安い保険料にしました。
僕はタマホームからの紹介で火災保険の会社を決めましたが、自分で火災保険を見つけることでさらにコストを抑えることもできますよ。
他にも、融資手数料とローン保証料は各銀行によって違うのでどこの銀行からお金を借入するかがコストを下げるポイントになります。
僕の場合はタマホームからの提案もありましたが、自分で3つの銀行を実際に回って最終的にJAバンクで借入をしました。
自分で借入先を決めるのは大変でしたが、これから35年払い続けていくのでなるべく好条件の銀行を探すことができてよかったです。
6-⑥.その他費用(総額の約8.7%)
その他費用 | 金額(税込) |
---|---|
水道加入金および接続工事費等 | 91,300円 |
地鎮祭費用 | 30,000円 |
上水道引き込み工事 | 512,205円 |
電気配線工事 | 165,000円 |
排水管変更工事 | 309,100円 |
追加工事費用 | 806,179円 |
アンテナ工事費用 | 126,700円 |
合計 | 2,040,484円 |
その他費用に掛かった金額は2,040,484円になりました。
項目には書いていないですが、地盤改良費用がかかっていないのが大きなコストダウンにつながりました。
地盤改良費用とは、地盤調査をして地盤に問題があれば補強する工事なのですが実家の土地の地盤が強かったため必要ありませんでした。
地盤改良費用を行うと約100万円はしたので、助かりました。
他にもアンテナ工事ですが、僕はタマホームでお願いしましたが家電量販店だと半額くらいでできることもあるのでコストをもっと抑えたい方は自分で手配するのもオススメです。
6-⑦.エアコン、照明、カーテン工事+引っ越し費用(総額の約2.1%)
工事・費用 | 金額(税込) |
---|---|
エアコン工事 | 222,200円 |
照明工事 | 25,800円 |
カーテン工事 | 157,633円 |
引っ越し費用 | 87,000円 |
合計 | 492,633円 |
こちらの掛かった金額は492,633円になりました。
タマホームで行うと、倍以上の金額になるので自分で手配してよかったなと思いました。
正直自分で家電量販店やカーテン屋さんに行って決めるのは大変でしたが、なるべく費用を抑えるならできるところは自分で行うのが良いですよ。
手間と時間はかかりますが、注文住宅以外にも将来必要なお金はたくさんあるので少しでも削っていきましょう。
>>【一覧表つき】注文住宅の費用は大きく分けて3つ!内訳や筆者の費用内訳も公開
7.ローコスト住宅に関する質問
ローコスト住宅は、一般的な注文住宅に比べて費用を抑えながらも、マイホームを手に入れられる魅力的な選択肢です。
しかし、「なぜ安く建てられるのか?」「品質は問題ないのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
ここでは、ローコスト住宅の価格の仕組みや耐久性、設備の自由度について詳しく紹介します。
7-①.ローコスト住宅はなぜ安い?
ローコスト住宅が安い理由は、建材の大量仕入れ、施工の効率化、設備や間取りの規格化にあります。
住宅メーカーはコストを抑えるために、同じ仕様の建材を大量に仕入れたり、標準化された間取りを採用したりしています。
これにより、設計や施工の手間が省かれ、コストダウンが可能になります。
また、オプションを最小限に抑えることで、価格が抑えられている点も特徴です。
例えば、注文住宅では自由に選べるキッチンや浴室のグレードが、ローコスト住宅では標準仕様に限定されていることが多いです。
さらに、人件費削減のために施工を外注せず、自社大工で行うケースもあり、これも価格の低さにつながっています。
ただし、コストを削減する代わりに自由度が低くなる点や、選べる設備に制限がある点には注意が必要です。
7-②.ローコスト住宅の耐久性や断熱性能は大丈夫?
「安い住宅はすぐに劣化するのでは?」と心配する方も多いですが、近年のローコスト住宅は一定の耐久性や断熱性能を確保しています。
ただし、使用する建材や施工方法によって品質に差が出るため、事前にしっかり確認することが重要です。
ローコスト住宅では、コスト削減のために構造材や断熱材のグレードを抑えていることがあるため、標準仕様の耐久性や断熱性能をよく比較しましょう。
例えば、壁の厚さや断熱材の種類が異なると、冬場の寒さや夏場の暑さに影響する可能性があります。
また、耐震性能についても、基本的には建築基準法をクリアしていますが、耐震等級を上げるには追加費用がかかることがあります。
長く安心して住むためには、耐震性の向上やメンテナンスのしやすさも考慮しましょう。
7-③.ローコスト住宅の設備や仕様はどこまで選べる?
ローコスト住宅では、基本的に「標準仕様」が決まっていて、選択肢が限られていることが多いです。
例えば、キッチンやバスルーム、床材などは、あらかじめメーカーが用意したプランの中から選ぶ形になります。
しかし、多くのローコスト住宅メーカーでは、追加費用を払えばグレードアップが可能です。
例えば、標準仕様のキッチンをハイグレードなシステムキッチンに変更したり、外壁の素材を耐久性の高いものに変えたりすることもできます。
ただし、オプションを増やしすぎると、結果的にコストが高くなるため注意が必要です。
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