「低予算で建てるなら、平屋が一番!」
まずは、結論してこの事をお伝えしておきます。
とはいえ、
- 平屋の得意なおすすめのハウスメーカーはどこ?
- 平屋の家と二階建てだと、どのくらいの費用の差がある?
- 平屋の家のメリット・デメリットは?
という疑問をお持ちではありませんか?
そこで、この記事ではお悩みをタマホームで建てた筆者の観点から解決します。
具体的には
- 平屋の得意なおすすめのハウスメーカーBEST10!
- 平屋の家と二階建ての費用の差
- 平屋の家のメリット・デメリット
- 筆者が二階建てにした理由
の順番にご紹介していきます。
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1.平屋が得意なおすすめのハウスメーカーBEST10!
平屋の住宅は、一階だけで生活できるので、階段の昇り降りがなく、高齢者や小さな子どもにも安全で快適です。
また、屋根が低いので、外観がすっきりとしており、敷地に合わせて自由に間取りを設計できます。
しかし、平屋の住宅は、建築費が高くなるというイメージがありませんか?
実は、最近では、ローコストで高品質な平屋の住宅を提供するメーカーが増えています。
今回は、そんなメーカーの中から、おすすめの10社をランキング形式でご紹介します!
1位:アイフルホーム
引用:FAVO for HIRAYA|注文住宅のFCハウスメーカー【アイフルホーム】 (eyefulhome.jp)
坪単価 | 25万円~65万円 |
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構造 | 剛床工法 |
建物タイプ | 平屋 2階建て 3階建て |
保証期間 | 初期保証10年 |
会社設立 | 1984年 |
売上高 | 267億円 |
年間着工棟数 | 3,287棟 |
アイフルホームの平屋は、ワンフロアで快適に暮らせる住まいです。
階段がないため、家事や子育てがスムーズになり、抱っこや洗濯物の移動もラクラク。
さらに、間取りの自由度が高く、柱や壁の制約が少ないため、カフェ風の空間や吹き抜けのある開放的な設計が可能です。
デッドスペースがなく、温度差の少ない快適な環境も魅力。
勾配天井や広々とした空間で、自分らしい住まいを実現できます。
子育ても暮らしも楽しみたい家族におすすめです。
2位:アエラホーム
坪単価 | 35万~140万円 |
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構造 | 耐震ジョイント金物工法 |
建物タイプ | 平屋 2階建 二世帯住宅 |
保証期間 | 初期保証20年 |
会社設立 | 1984年12月 |
売上高 | 113億円(2022年5月期) |
年間着工棟数 | ? |
アエラホームの平屋には、以下のようなメリットがあります。
- 開放感と快適性が魅力
- 収納や秘密基地としても使える
- 自由設計で理想の住まいを実現
- 健康リスクを軽減
- 省エネルギーで長寿命
アエラホームの平屋は、開放感と快適性を提供する大空間リビングが特徴。
冬も寒くなりすぎず、エアコン効率が良いため、家計にも優しいです。
さらに、W断熱+W遮熱技術を採用した小屋裏スペースは、快適な温度を維持し、収納や秘密基地として活用は可能。
自由設計で理想の住まいが実現でき、健康リスク軽減や効率的な冷暖房により光熱費削減にも貢献。定期メンテナンスで長寿命の家を維持できます。
3位:アキュラホーム
坪単価 | 50万円~80万円 |
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構造 | 木造軸組工法 |
建物タイプ | 平屋 2階建て 3階建て テラスハウス マンション |
保証期間 | 初期保証10年 |
会社設立 | 1986年 |
売上高 | 595億円 |
年間着工棟数 | 2,094棟 |
アキュラホームの平屋は、超空間の平屋という名前で、開放的で快適な暮らしを提供する住宅です。
以下にその特徴を紹介します。
- ワンフロアでできる高効率な動線設計
- 耐震性・耐風性に優れている
- ハイグレードな仕様構造、保証付き
アキュラホームの平屋は、高効率な動線設計が魅力で、居室がフラットに繋がり、家事や移動がラクにできます。
階段の昇り降りがなく、バリアフリー生活が実現されており、ライフスタイルの変化にも対応可能です。
耐震等級3の構造で、地震や台風の影響を受けにくく、安全性も高いです。
さらに、ハイグレードな仕様構造と保証がついており、エコ住宅として住んでからも財布に優しい点が特徴。
4位:桧家住宅
坪単価 | 55万~100万円 |
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構造 | ハイブリッド工法 Wバリア工法 |
建物タイプ | 平屋 2階建て 3階建て 二世帯住宅 |
保証期間 | 初期保証10年 |
会社設立 | 1988年10月13日 |
売上高 | 1,347億円 |
年間着工棟数 | 5,500棟 |
桧家住宅の平屋は、自然との距離を身近に感じられる、暮らしを“カイホウ”する住宅です。
以下にその特徴を紹介します。
- ワンフロアで暮らす快適さ
- 開放的で明るい空間
- 耐震性・耐火性・耐久性に優れている
- 新時代冷暖システム「Z空調」の採用
桧家住宅の平屋は、階段の上り下りがなく、家事や移動がラクなワンフロア設計が魅力です。
家族が顔を合わせる機会が増え、コミュニケーションが深まるのも特徴。
また、天井を高くすることで開放的で明るい空間を実現します。
リビングでは自然と家族が集まり、緑の庭を眺めながらくつろげるのも魅力。
さらに、鉄筋コンクリート構造のため耐震性・耐火性・耐久性に優れ、災害にも強く安心です。
新時代冷暖システム「Z空調」を採用し、家中の温度を一年中快適に保つことが可能。平屋ならではの熱効率の良さも経済的なメリットです。
桧家住宅の平屋は、さまざまなライフスタイルに対応し、快適な暮らしを提供します。
5位:クレバリーホーム
坪単価 | 50万~100万円 |
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構造 | プレミアム・ハイブリッド工法 |
建物タイプ | 平屋 2階建て 3階建て |
保証期間 | 初期保証10年 |
会社設立 | 2016年11月1日 |
売上高 | ? |
年間着工棟数 | ? |
クレバリーホームの平屋は、家族が時間や空間をシェアできる工夫がされた自由設計の住まいです。
平屋のメリットを最大限に活かした間取りやデザインで、快適でおしゃれな暮らしを実現します。
以下に、クレバリーホームの平屋の特徴や魅力を紹介します。
- センターリビング
- 家事ラク動線
- パティオ
- +α空間
クレバリーホームの平屋は、センターリビングを採用し、家族が自然と集まりやすい間取りが特徴です。
リビングを中心に各部屋への動線がスムーズで、家族の様子を見守りやすい設計。
また、勾配天井や化粧梁を取り入れることで開放感とデザイン性を高められます。
家事ラク動線もポイントで、料理や洗濯、掃除がすべてワンフロアで完結するため、家事の効率化が図れます。
さらに、パティオは外からの視線を気にせず使えるアウトドアリビングとして、趣味や作業スペースにも活用可能です。
屋根勾配を利用した小屋裏収納やロフトで収納力を向上し、自然光を取り入れた明るい空間を実現します。
自由設計と高気密・高断熱性能で快適な住まいを提供しています。
6位:ユニバーサルホーム
坪単価 | 50.4万円~92万円 |
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構造 | ハイパーフレーム工法 |
建物タイプ | 平屋 2階建て 3階建て |
保証期間 | 初期保証10年 |
会社設立 | 1995年 |
売上高 | 103億8,475万円(2022年3月期) |
年間着工棟数 | ? |
ユニバーサルホームの平屋について、以下のようにまとめてみました。
- 機能的な「フラット・ワン」
- 基礎から熱が伝わる「地熱床暖房」ト
ユニバーサルホームの平屋には、機能的な「フラット・ワン」、ゆとりある空間の「アルファヴィータ」、快適なワンフロア住宅「フラット・ワン(JP/PR)」の3タイプがあります。
これらはライフスタイルに応じて選べるのが魅力です。ユニバーサルホームの平屋は、基礎から熱を伝える「地熱床暖房」を採用し、無垢フローリングとの相性が良い床暖房で冬も暖かく快適な住まいを実現。
素足で過ごせる心地よさが特徴です。
また、こだわりの設計が可能で、2階建てより建築費は高くなる傾向がありますが、理想の空間を自由に作り出せるのが魅力です。
快適さと機能性を両立させた平屋住宅です。
7位:タマホーム
坪単価 | 30万円~80万円 |
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構造 | 木造軸組在来工法 |
建物タイプ | 平屋 2階建 二世帯住宅 |
保証期間 | 初期保証10年 |
会社設立 | 1998年6月3日 |
売上高 | 2,560億円 |
年間着工棟数 | 12,324棟 |
タマホームの平屋は、低価格で高品質な住まいを提供する注文住宅会社です。
タマホームでは、以下のような特徴があります。
- 2階建てと同じぐらいの費用で建てられる
- ビルトインガレージ付きの平屋
- 間取りは2LDKから5LDKと幅広い
タマホームの平屋は、流通や施工を効率化する独自ノウハウでコストを大幅に削減しています。
平屋の坪単価は一般的に2階建てより10~20%高くなりますが、タマホームでは4%程度の上乗せに抑えています。
「大安心の家5シリーズ」は545万円から建てられる長期優良住宅対応の商品で、耐震等級3やオール電化を標準装備。また、「ガレリアート」はビルトインガレージ付きで趣味や創作活動に最適です。
平屋の間取りは2LDKから5LDKまであり、価格は545万円~2,000万円と幅広く、自由設計で希望に応じたカスタマイズが可能です。
個性的で高品質な住まいを低価格で実現できます。
8位:アイダ設計
坪単価 | 36万円~65万円 |
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構造 | 木造軸組み工法 |
建物タイプ | 平屋 2階建て 3階建て 二世帯住宅 |
保証期間 | 初期保証10年 |
会社設立 | 1981年1月6日 |
売上高 | 563億円 |
年間着工棟数 | 2,000棟 |
アイダ設計の平屋は、完全自由設計で理想の暮らしを実現する注文住宅会社です。
アイダ設計では、以下のような特徴があります。
- 豊富な平屋の商品
- 豊富な間取り
- シンプルな外観でモダンなデザイン
アイダ設計の平屋は、外張り断熱や耐震性能、オール電化住宅など、多彩な商品が特徴です。
「外張り断熱」は、壁や屋根に断熱材を貼り付け、室内の温度差を抑えて快適な空調効果を実現。
「耐震性能」は、地震に強い構造で安心の暮らしを提供します。間取りは2LDKから5LDKまで幅広く、価格は1,000万円~3,000万円。
自由設計でカスタマイズ可能なので、ライフスタイルに合わせた家づくりが可能です。
外観は白や黒を基調に、木や石をアクセントに使ったシンプルでモダンなデザインが魅力。
限られた土地でも快適な住まいを提案しています。
9位:秀光ビルド
坪単価 | 30万円~65万円 |
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構造 | フレームイン構造 6面体構造 |
建物タイプ | 平屋 2階建て 3階建て |
保証期間 | 初期保証10年 |
会社設立 | 1991年10月8日 |
売上高 | 393億円 |
年間着工棟数 | 330棟 |
秀光ビルドの平屋は、空前絶後の価格の安さで知られる注文住宅会社です。
秀光ビルドでは、以下のような特徴があります。
- 仕入れや施工の効率化
- すべての費用をコミコミで表示する明瞭会計
- 耐震と制震の効果がある「SKダンパー」を標準装備
秀光ビルドの平屋は、仕入れや施工の効率化、店舗や展示場の最小限化により、コストを抑えた家づくりが可能です。平屋の坪単価は2023年8月時点で約57万円~。
価格は2LDKで1,000~1,500万円、5LDKで2,500~3,000万円と幅広く、自由設計で希望に合わせた間取りにカスタマイズできます。
すべての費用を明瞭会計で提示し、水まわり設備やアフターサービスが含まれているため、予算オーバーの心配がありません。
「SKダンパー」を標準装備した耐震・制震設計や、発泡ウレタン断熱材、高性能サッシにより快適な住まいを実現。外観はカントリー調やモダン調が選べ、庭やバルコニーも活用可能です。
10位:ウィザースホーム
坪単価 | 50万円~80万円 |
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構造 | ツーバイシックス工法 |
建物タイプ | 平屋 2階建 3階建 |
保証期間 | 初期保証10年 |
会社設立 | 1984年12月 |
売上高 | 261億円(2023年3月実績) |
年間着工棟数 | 1,200棟 |
ウィザースホームの平屋は、自然との繋がりを大切にした注文住宅会社です。
ウィザースホームでは、以下のような特徴があります。
- すべての生活空間がワンフロア
- 高さ240cmの天井高や小屋裏収納などを標準仕様
- 耐震と制震の効果がある「SKダンパー」や発泡ウレタン吹付断熱材などを標準装備
ウィザースホームの平屋は、すべての生活空間がワンフロアにまとまり、家族のコミュニケーションが取りやすいのが特徴です。
また、「SKダンパー」や発泡ウレタン吹付断熱材などを標準装備し、耐震・断熱性を高め、安心できる住まいを提供します。
高さ240cmの天井や小屋裏収納も標準仕様で、ゆとりある空間と優れた収納力を実現。
間取りは2LDKから5LDKまで幅広く、自由設計でカスタマイズ可能です。2LDKは1,500~2,000万円、3LDKは2,000~2,500万円といった価格帯になります。
外観デザインはカントリー調やモダン調など多彩で、中庭や大開口の窓から自然光や風を取り入れ、四季を感じる開放的な住まいを実現。
口コミでは、家事がラク、省エネで快適といったメリットが多く挙げられていますが、建築費用が高い、隣家との距離が近いといったデメリットも指摘されています。
2.平屋の家と二階建ての費用の差は約100万円!
家を新築するとき、平屋と二階建てのどちらを選ぶかは、予算やライフスタイルに大きく影響します。
平屋と二階建てでは、建築費や固定資産税などの費用にも違いがありますが、一概にどちらが安いとは言えません。
実際には、敷地面積や間取り、設備や素材などによって、費用は変わってきます。
この章では、平屋と二階建てのそれぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介しながら、費用の差を比較してみましょう。
2-①.平屋の家の費用は平均約4000万円!
項目 | 費用 |
---|---|
平屋の建築費(2LDK〜3LDKの木造住宅) | 約2,000万円 |
坪単価 | 約60〜70万円/坪 |
高グレードの坪単価 | 80万円以上/坪 |
土地の価格 | 約2,000万円 |
トータルコスト(建物+土地) | 約4,000万円 |
平屋の費用は、建物の広さ、デザイン、設備のグレード、建築会社によって異なります。
平屋は2階建てよりも基礎や屋根の面積が大きくなるため、坪単価が高くなる傾向があります。
木造住宅の建築費の相場は2LDK〜3LDKで約2,000万円、坪単価は約60〜70万円/坪が目安。
設備や構造次第では坪単価が80万円を超えることもあります。
また、平屋は広い敷地が必要なため、土地費用も考慮が必要です。
土地価格は地域差がありますが、平均で約2,000万円程度とされています。
したがって、建物と土地を合わせた総費用は約4,000万円が目安です。
実際の費用は条件によって異なるため、正確な金額は建設会社や工務店に見積もりを依頼しましょう。
2-②.二階建ての費用は平均約3900万円!
項目 | 費用 |
---|---|
ローコスト住宅メーカーの坪単価 | 約30万円〜50万円 |
一般的なハウスメーカーの坪単価 | 約40万円〜70万円 |
高級住宅メーカーの坪単価 | 約70万円〜100万円 |
付帯工事費と諸費用 | 本体価格の約3割 |
40坪の二階建ての本体価格(一般的なハウスメーカーの場合) | 約1,600万円〜2,800万円 |
40坪の二階建ての総費用(付帯工事費と諸費用を含む) | 約2,200万円〜3,900万円 |
二階建ての費用は、坪単価と延床面積によって大きく変わります。
坪単価とは1坪あたりの建築費で、材料や工事のグレードで異なります。
一般的なハウスメーカーの坪単価は約40万円〜70万円、高級住宅メーカーでは約70万円〜100万円が相場です。
最近は材料費高騰により坪単価が上昇しているため、最新情報の確認が必要。
また、費用は本体価格だけでなく、付帯工事費(ガレージや外構)や諸費用(設計や申請など)がかかり、これらは本体価格の約3割と見積もると良いでしょう。
例えば、40坪の二階建てを一般的なハウスメーカーで建てる場合、本体価格は約1,600万円〜2,800万円、総費用は約2,200万円〜3,900万円が目安です。
正確な費用は建設会社に見積もりを依頼し、デザインや間取りも含めて検討しましょう。
3.平屋の家のメリット
平屋の家とは、1階だけで構成された建物のことです。
近年、バリアフリーや開放感などの魅力から、平屋の家を建てる人が増えています。
しかし、平屋の家にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
この章では、平屋の家のメリットとデメリットをそれぞれ紹介します
3-①.バリアフリーで快適
平屋はバリアフリー設計により、高齢者や足腰に不自由がある人にとって理想的な住まいです。
階段がないため転倒のリスクが減り、小さなお子様やペットがいる家庭でも安全に暮らせます。
また、掃除やメンテナンスがしやすいのも大きな魅力です。
バリアフリー設計は居住者の自立を促し、長く快適な生活をサポートします。
広々とした空間は開放感があり、ストレス軽減にもつながります。
平屋は世代を問わず生活の質を向上させる住まいであり、家族全員にとって快適な選択肢となるでしょう。
3-②.開放感がある
平屋の家は、その開放的な空間で知られています。
天井が高く、間仕切りが少ないため、視界が広がり、ゆったりとした気分になれます。
また、家族が一つの空間で生活することで、コミュニケーションが活発になり、家族の絆を深めることができます。
開放感は、心理的な余裕をもたらし、ストレスを軽減する効果も期待できます。
さらに、自然光がたっぷりと入ることで、明るく健康的な生活をサポートしてくれます。
平屋の家は、これらのメリットを享受しながら、快適な住まいを実現する選択肢と言えるでしょう。
3-③.地震に強い
平屋はその構造上、地震に強いという大きなメリットがあります。
高さが低いため、地震時に建物へかかる力が少なく、倒壊リスクが軽減されます。
また、屋根が軽いことで揺れへの耐性が高まり、安全性が向上します。
さらに、平屋は基礎がしっかりしており、地震の揺れを効果的に吸収しやすい構造です。
これらの特性により、地震発生時の避難場所としても優れています。
地震が多い地域では安心して暮らせる住まいとして、平屋は人気の住宅スタイルの一つです。
3-④.間取りの自由度
平屋の家は、間取りの自由度が高いことで知られています。
階段がないため、生活空間を一つのフロアに集約でき、家族の成長やライフスタイルの変化に応じて部屋の用途を柔軟に変更できます。
例えば、子供が独立した後は、空いた部屋を趣味のスペースやゲストルームにすることも可能です。
また、バリアフリー設計が容易なため、高齢者や障害を持つ方にも優しい住まいを実現できます。
ライフステージに合わせた住まい方ができるのも、平屋の大きな魅力です。
3-⑤.メンテナンスコストの低さ
平屋の家は、メンテナンスコストが低いという大きなメリットがあります。
階段がないため掃除や修理がしやすく、日常の家事負担が軽減されます。
また、屋根や外壁などの高所作業が少なく、修理や塗り替え時の作業も安全で効率的。
さらに、平屋は熱効率が良いため、冷暖房のコストを抑えられ、エネルギー効率の面でも経済的です。
これらの理由から、長期的な維持費を抑えられる平屋は、コストパフォーマンスに優れた選択と言えるでしょう。
4.平屋の家のデメリット
平屋の家は、一階だけで生活できるというメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
平屋の家のデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
4-①.敷地面積が必要
平屋の家は、同じ床面積を確保するために広い敷地面積が必要です。
二階建てや三階建てと異なり、すべての生活空間が1階に集約されるため、どうしても土地を多く使います。
その結果、土地代が高くなるケースが多く、特に都市部では広い敷地を確保しにくいため、平屋を建てるのが難しい場合もあります。
こうした理由から、平屋は郊外や地方の住宅地で選ばれることが多い傾向があります。
4-②.プライバシーが低い
平屋の家は、周囲からの視線を遮るものが少ないため、プライバシーが確保しづらいという課題があります。
窓にはカーテンやブラインドを設置し、塀や植栽で周囲を囲むなどの工夫が必要。
また、平屋は二階建て以上の家と比べて外部の影響を受けやすいのも特徴です。
騒音や匂いが入りやすく、隣家との距離が近い場合は特に対策が求められます。
快適な暮らしのためには、事前にこうしたデメリットを理解し、対策を講じることが大切です。
4-③.断熱性や耐震性が低い
平屋の家は、屋根や壁の面積が多くなるため、断熱性や耐震性が低くなりやすいという特徴があります。
その結果、夏は室内が暑くなり、冬は寒さを感じやすくなるため、エアコンや暖房の使用頻度が増え、エネルギー消費が高くなります。
また、地震や台風などの自然災害に対して弱くなる場合もあるため、事前に耐震補強や断熱対策をしっかり行うことが重要です。
快適で安全な住まいを実現するには、こうした点に注意し、専門家と相談しながら家づくりを進めましょう。
4-④.収納スペースが少ない
平屋の家は、二階建てや三階建ての家に比べて、収納スペースが少なくなるというデメリットがあります。
物置や屋根裏などの余分なスペースがないため、大きな家具や家電を置く場所が限られてしまう。
また、整理整頓をしっかり行わないと、物が散乱しやすくなります。
このように、平屋にはデメリットも多くあります。
平屋を建てる際は、メリットとデメリットをよく比較検討し、自分のライフスタイルや予算に合った選択をすることが大切です。
5.筆者が二階建てにした理由
僕は平屋と2階建てどちらにするか悩みましたが、最後は2階建てを建てることにしました。
建てた場所が実家の敷地内ということもあり、色々と制限がありました。
この章では、筆者の僕が平屋ではなく2階建てにした理由をいくつか紹介していきます。
5-①.土地の確保が難しかった
僕が戸建てを建てた場所は実家の敷地内だったので、平屋を建てるほどの面積がありませんでした。
ほかにも、土地代の関係でなるべく予算を抑えたいこともあり実家の土地を貰うことにしました。
実家の土地を活用して建てる方は、親との生活を考慮して間取りを決めるのが大切です。
5-②.間取り的に2階建ての方が良かった
土地の確保も難しかったのですが、間取り的に2階建てにしたほうが住みやすいことがわかりました。
平屋だと3LDKの間取りが多くて、自分たちの希望する間取りがなかなか見つかりませんでした。
また、生活動線を考慮してみると平屋は部屋数が多くなり移動しにくいと感じました。
4-③.トータルすると2階建ての方が安かった
個人的に平屋について調べる前は、平屋のほうがトータルで安くなると思っていました。
実際に、建築費用だけなら平屋のほうが安くなりますが、土地代も合わせると若干平屋のほうが高くなるんですよね。
その結果、僕は総2階建ての戸建てにすることで費用を抑えることに決めました。
6.ローコスト住宅に関する質問
ローコスト住宅は、一般的な注文住宅に比べて費用を抑えながらも、マイホームを手に入れられる魅力的な選択肢です。
しかし、「なぜ安く建てられるのか?」「品質は問題ないのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
ここでは、ローコスト住宅の価格の仕組みや耐久性、設備の自由度について詳しく紹介します。
6-①.ローコスト住宅はなぜ安い?
ローコスト住宅が安い理由は、建材の大量仕入れ、施工の効率化、設備や間取りの規格化にあります。
住宅メーカーはコストを抑えるために、同じ仕様の建材を大量に仕入れたり、標準化された間取りを採用したりしています。
これにより、設計や施工の手間が省かれ、コストダウンが可能になります。
また、オプションを最小限に抑えることで、価格が抑えられている点も特徴です。
例えば、注文住宅では自由に選べるキッチンや浴室のグレードが、ローコスト住宅では標準仕様に限定されていることが多いです。
さらに、人件費削減のために施工を外注せず、自社大工で行うケースもあり、これも価格の低さにつながっています。
ただし、コストを削減する代わりに自由度が低くなる点や、選べる設備に制限がある点には注意が必要です。
6-②.ローコスト住宅の耐久性や断熱性能は大丈夫?
「安い住宅はすぐに劣化するのでは?」と心配する方も多いですが、近年のローコスト住宅は一定の耐久性や断熱性能を確保しています。
ただし、使用する建材や施工方法によって品質に差が出るため、事前にしっかり確認することが重要です。
ローコスト住宅では、コスト削減のために構造材や断熱材のグレードを抑えていることがあるため、標準仕様の耐久性や断熱性能をよく比較しましょう。
例えば、壁の厚さや断熱材の種類が異なると、冬場の寒さや夏場の暑さに影響する可能性があります。
また、耐震性能についても、基本的には建築基準法をクリアしていますが、耐震等級を上げるには追加費用がかかることがあります。
長く安心して住むためには、耐震性の向上やメンテナンスのしやすさも考慮しましょう。
6-③.ローコスト住宅の設備や仕様はどこまで選べる?
ローコスト住宅では、基本的に「標準仕様」が決まっていて、選択肢が限られていることが多いです。
例えば、キッチンやバスルーム、床材などは、あらかじめメーカーが用意したプランの中から選ぶ形になります。
しかし、多くのローコスト住宅メーカーでは、追加費用を払えばグレードアップが可能です。
例えば、標準仕様のキッチンをハイグレードなシステムキッチンに変更したり、外壁の素材を耐久性の高いものに変えたりすることもできます。
ただし、オプションを増やしすぎると、結果的にコストが高くなるため注意が必要です。
7.ハウスメーカー選びに迷っている方へ
家を建てる際に最も重要なのがハウスメーカー選びです。
しかし、多くのメーカーがあり、比較するのも一苦労…
そんな方におすすめなのが、「タウンライフ家づくり」と「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」への一括資料請求です。
タウンライフ家づくりでは、希望の間取りプランや見積もりを複数のハウスメーカーから無料で提案してもらえます。
一方、LIFULL HOME’S 住まいの窓口では、専門アドバイザーに相談しながら、条件に合ったメーカーを紹介してもらえるのが魅力です。
この2つを活用すれば、効率よく情報を集め、理想の住宅メーカーを見つけやすくなるでしょう。
まずは気軽に資料請求から始めてみましょう。
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